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【台湾】カヴァラン蒸留所の見学案内&パワフルなウイスキー3選

カヴァラン蒸留所

こんにちは、葉隠しんの(@Singularity1217)です。

今回は台湾のカヴァラン蒸留所の魅力に迫ります。

Shinno
Shinno
私が訪問したのは2014年です。
ブログを書き始めたことで、アウトプットする機会を得ました。
もし訪問を希望されるかたは、ご参考にして頂けると幸いです。

3分で分かるカヴァラン蒸留所の概要

カヴァランは台湾の飲料メーカー、キングスカーグループの手掛ける蒸留所です。
台湾の宜蘭(イーラン)県にあり、台北からは高速鉄道でアクセス可能です。

公式サイトによるとカヴァラン蒸留所は、スコットランドのウイスキー技術者であるジム・スワン博士を迎え、2005年に立ち上がったばかりの蒸留所です。

2010年のエジンバラで開催されたブラインドテイスティングで圧勝したことで世界的に有名となりました。

しんの
しんの
ちなみに、カヴァランというのは、台湾の13原住民族の1つからとった名前です。
宜蘭県のあたりに住む方々のようです。

また台湾のかたに、カヴァランと言うと通じず、現地では”ぐぁまらん”と発音すると習いました。

カヴァラン蒸留所見学レポート

宜蘭(イーラン)へは台北から高速鉄道で行きました。
事前予約は、ネットから出来ました。

ちよこ
ちよこ
車両がカッコいい。

駅から蒸留所へは、タクシーで行きます。
駅前にタクシーがいるのですが、個人タクシーのようです。
駅前にたむろしている雰囲気があまり良くなかったので、避けることをオススメします。
ご注意ください。

わたしは会社の電話番号が書いてあるタクシーを手を上げて止め、連れて行ってもらいました。
次の写真は、カヴァラン蒸留所への道中にとった写真です。

”宜蘭酒廠 1?09年創立”という看板がありました。
蒸留所の方々によると、歴史的にこの地は良い水が取れるらしく、酒造りで有名とのことです。

ちよこ
ちよこ
重要な桁の数字が隠れてる。

続いて、カヴァラン蒸留所の写真です。
下の写真はエントランスです。


温暖な気候の台湾だけあって、蒸留所にソテツが植えてあります。
南国に蒸留所がある印象は流石にないので、かなりエキゾチック空気感があります。

こちらはビジターセンター内部です。
出来たばかりの蒸留所だけあって、非常にクリーンでした。

続いて、蒸留所見学ツアーです。
発酵槽、ポットスチルを見ることが出来ました。
ガラス張りの外側から見学する形になっていて、はじめから見学することを見越した作りとなっています。

しんの
しんの
後から考えると、思い切ってますよね。
ちよこ
ちよこ
ポットスチルの後ろに、カンパニーロゴが入っててかっこいい。

続いて、ウェアハウスを見ていきましょう。
実はかなり個性的です。

ちよこ
ちよこ
、、、樽が立てて置いてある!

しんの
しんの
そう!その通り。
これがカヴァラン蒸留所の特徴です。

なぜ、樽を立てて置いているのでしょうか?
聞くところによると、気温が高い分エンジェルシェアが多いため、蒸発を遅らせるように立てているとのことです。

2005年に立ち上げて、2010年には傑作を出せているということは、5年もあれば美味しいウイスキーが作れるようです。
ただしカヴァラン蒸留所のウイスキーの質として、良い意味での若さ特徴です。

しんの
しんの
パンチ、軽やかさ、華やかさ、若さゆえの苦味を感じますね。
アルコール感だけキツい印象はなく、パワフルさを感じます。

ちなみに、蒸留所ではオリジナルボトルを作れるイベントに参加出来ました。
約4000円です。
もちろん参加しました。

このラボの中で調合をしていきます。
3種類の原酒があって、記憶をさかのぼると、煙たいピーテッドタイプ・軽いローランドタイプ・フローラルなスぺイサイドタイプを調合していきます。


案内してくださったかたから各原酒の試飲を貰い、味を確かめつつ調合していくのですが、普通にシングルより多いくらいいただけけます。

しんの
しんの
完成するころには、べろべろに酔ってました。

記憶によると、フローラルなスぺイサイド系の原酒を多用したブレンドを作った記憶があります。
暑かったので軽い味のものが飲みたくなっていました。

ちなみに、台湾のかたはどの原酒を好むのか質問したところ、
かろやかなローランドタイプが好きな人が多いとのことでした。

過去には、かろやかなローランドタイプ100%のボトルを作って帰った人もいるとのことです。
白酒などの蒸留酒文化の影響でしょうか。
面白いですね。

カヴァラン蒸留所のパワフルなウイスキー

本蒸留所の特徴は、なんと言っても若さによるパワフルさです。
そして相対的に樽の由来の味の影響が強いです。
気温が高い分、樽の成分がウイスキーに浸透しやすいのかもしれません。

酒質自体は軽やかさ、華やかさ、南国のフルーツを彷彿とさせる傾向にあるようで、そこに色々なバリエーションの樽を使ってパンチ力のある味わいを見せてくれます。

しんの
しんの
カヴァランを飲むと、どうしても紹興酒のニュアンスを思い出します。
味わいの軸として、甘味とアルコール感の温かみ、深みがありますね。

そこにパワフルさと、樽由来の風味を活かしオシャレに仕上げてくる印象です。
ただ力強さがあるので、飲むのに体力がいるほうですね。
お酒を飲むときには序盤に呑みたいウイスキーです。[/chat]

『コンサートマスター 700ml』

コンサートマスターは入手しやすいカヴァランのウイスキーです。
見たことがある人も多いのではないでしょうか。
当時免税店では1000mlのものが買えたと記憶しています。

味わいは、ポートカスクフィニッシュと言うだけあって、ワイン由来のイチジク系の風味を感じます。
それに加えて、軽やかさ、甘さを感じさせてくれるボトルです。

パワフルさもありますが、他のものよりは控えめで飲み疲れしません。
そこもまた良いところです。

しんの
しんの
緑色のボトルと、コンサートマスターという名前がオシャレです。

これを飲むといつもアジア人がイメージする、ヨーロッパのオシャレなコンサートを聞きつつ嗜んでいそうな雰囲気が頭に再生されます。

『カバラン オロロソ シェリーオーク ストレングス 700ml』

辛口シェリーであるオロロソのシェリー樽で熟成させた一品。
樽出しなので、度数はまちまち。

呑んだものは、シェリー由来のスパイシーなフルーツ(カシス?)の味わい、バニラ感とコク、そしてパワフルな印象があります。

しんの
しんの
当時は一口にシェリー樽と言っても、様々な種類があることを知らなかったため、攻めてくるこの味わいは新鮮でした。
元気があるときに呑みたい一品です。
ボトルは結構な値段がしますね。

『カバラン ソリスト ヴィーニョ カスクストレングス 700ml』

こちらはポルトガルワインのヴィーニョの樽を使ったウイスキーです。
華やか、かつトロピカルフルーツ系の味わいと、とろみの少ないハチミツ系、カカオ、ビターチョコなどの濃いめの味わいです。

舌の上で大暴れしそうな印象ですが、うまい事まとまっております。
こういったバランス感は、白酒などの嗜好から来ているのでしょうか。
個性的で面白い一品です。

しんの
しんの
個性が強い味わいウイスキーですね。
かなり値段が高くて手が出ないのですが、他の物が気に入ったかたはバーで飲んでみるといいですね。

こぼれ話 : 台湾のベンチャー? ウイスキー、ナントウ蒸留所

台湾のバーで、カヴァランに行ったことを話すと、「”ナントウ(南投)蒸留所”というのもあるよ」と教えて貰い、一杯御馳走して貰いました。

こちらはカヴァランと比較して小さい蒸留所のようで、より実験的な味わいのものでした。
アルコール感のある、火のつくようなパワフルさが売り。

飲むのに体力が要りましたが、ネガティブさはなく、若くて面白いウイスキーだな、といった印象でした。

葉隠しんの(@Singularity1217)でした。

呑みかけのウイスキーには、キャップ部にパラフィルムを巻いて封をしましょう。
空気が入らず、味わいが長持ちするのでオススメですよ☟

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