こんにちは、葉隠しんの(@Singularity1217)です。
イタリアの人と仕事をした際、色々話をしました。
その人と過ごした経験ですので、もっとイタリア通の人からみれば違う所もあるかもしれません。
が、観光ガイドブックに載ってないと思われる生の情報をお届けできたら、と考えています。
クスリにも毒にもなりませんが、休憩するときにでも読んで下さいね。
カプチーノは朝の飲み物
ランチを食べた後、カプチーノを飲もうとしたら店員さんに変な顔をされました。
曰く、「カプチーノは朝の飲み物で、10時過ぎて頼むとちょっと変な感じがする」とのことでした。
昼にカプチーノのようなものを飲みたかったらマキアート(エスプレッソにミルクが入ったもの)を飲め、と習いました。
観光に行く分には、カプチーノを昼に飲んでも、そこまで変な顔はされませんが、イタリア通ぶりたかったら昼にはエスプレッソ・マキアートを飲むと、バッチリです。
ちなみに、シュガーは2袋くらい入れて、そんなに時間を掛けずに飲んでいました。
またイタリアの人は朝ご飯に、甘いものを食べるそうです。
一緒にいた方はパイを食べていました。
ホテルのコンティネンタルブレックファスト(ハム、チーズなどの冷たい軽い食事)は、外国人向けだと言っていたので、イタリア通ぶりたかったら、朝食には甘いものを食べると良いでしょう。

食事のコースが独特
あんまり、コース料理を食べたことないのでこんなものなのかもしれませんが、ちょっと独特な感じがしました。
別に高級でないランチでも結構、下記の様な構成になっていました。
- ファーストプレート
- メインプレート
- デザート
- コーヒー類
で驚いたのが、ファーストプレートにパスタが出ます。
それからメインプレートで肉です。
先にたんぱく質取って、炭水化物取りたいと思うのですが、逆なんですね。
悪くはないのですが、ちょっと不思議に感じました。
あと、昼からワインを飲みます。
ハンドルキーパー(飲み会などで、飲食店や居酒屋へ行ったときに、帰路で車を運転するため酒を飲まない人)は飲まないにしても、普通に飲みます。
私、仕事なんですが、、、といった状況でも飲みます。
飲むのは仕事のうちです。
むしろ、飲んだ状態でパフォーマンスを落とさない素養が求められると悟りました。
ただし、ピザは別です。
ピザはピザ単品で食べるようでしたし、軽いランチの扱いではなく、晩御飯にも食べると教えて貰いました。
ピザはイタリアの魂。いや、正しくはピッツァ。
一緒に食べているとき、「アメリカや日本で食べてるのは違うで、これが本物や!」と習いました。(すみません、写真取り忘れました。)

日本との共通点が案外多い
イタリアの方々はなんとなく、日本人の気質に近い物を感じました。
自動車の部品メーカーが沢山ある産業構造、ちょっと混乱気味の政治など。
イタリアの食文化は世界中で愛されているので、日本食ももっと世界進出するチャンスがあるのかも、と思いました。
またイタリア人は女性好きであるところが際立つものの、真面目なところは何となく近いと思いました。
唯一大きく異なるのは、有事の際にパニックになるかどうか? だということを二人で話して見つけました。
大地震が起きたときに、皆が一丸となって動いているのは驚異的に見えるそうです。イタリアで同じことが起きればパニックになるだろうと、思いました。
またローマ帝国の話をしたときに、イタリア人にも盛者必衰の価値観があると知り、日本的なところを感じて面白いなと思いました。
時代の移り変わりと、世界を支配している国家について盛り上がったのですが、ローマ帝国が覇権を手にしていたことに誇りを持ち、また覇権国家は変わりゆくものだ、と語っていました。
リベラル・アーツ発祥の国、全てを学ぶ
イタリアと言えば、リベラル・アーツ発祥の国です。
日本の教育課程では理系・文系と分けて片方を学ばなくなるのは、よろしくないな、と思っていました。
文系だからといって数学が分からないと、複利の計算とか出来ず、資本主義社会でうまく立ち回る上で不利です。
理系だからといって文学を学ばなければ、それを使いこなすための教養がなく、使われる側の立場から抜け出せません。
まとめ
今日はクスリにも毒にもならない、イタリア情報をまとめてみました。
個人的な感想ですが、古い町並みの所が点在しており、やたらめったら古くて細い道が迷路のようになっていました。
イタリア人も知らない土地だと道に迷うそうです。
今回、自分では車を運転しませんでしたが、自分で運転するのはちょっと勘弁ですね。
それでは! 葉隠しんの(@Singularity1217)でした。🍃ドロン!