本日は、バー初心者のかたへ向けて、どうやって楽しんだらいいか? 私の経験を交えてご紹介します。
バーをお勧めしましたが、バーに入るのってちょっと怖いですよね。
わたし自身、初めてバーへ行ったときは敷居が高く緊張しました。
とてもリラックス出来るバーですが、ちょっと場違いに感じて居心地が悪かったり、勝手が分からないと緊張したり、また最悪怒られて追い出されたりと楽しい経験にならないかもしれません。
せっかく、初めて入ったバーで嫌な思いをしたらもったいない!
是非、バーを訪問する前に目を通してみて下さいね。
投稿日2018年8月9日
目次
「オーセンティックバー」の魅力とは
ひとくちにバーと言っても、実は多種多様な形態があります。
本記事で想定するバーは、静かで落ち着いた雰囲気の「オーセンティックバー」を想定しています。
カクテルはバーテンダーさんが作ってくれます。
ちなみにバーテンダーさんの腕前は、オーダーするカクテルによって千差万別に分かれます。

申し訳ない、よく分かりません。
オーセンティックとは、英語で「本物&確実」と言う意味。
そういう割には海外では聞きなれない形式で、喫茶店と同じく日本独自のカルチャーであると考えています。
知っておくべきバーの基本情報3選
それぞれご説明します。
①チャージってなに?
②予算はどれくらい?
③予約は必要?
①チャージってなに?
席料です。1000円位です。
すなわち席に座るだけで掛かるお金です。
高いですよね。ボッタクリなのかも!?と不安に思いませんか。
わたしも初め、そう思っていました。
もちろん利益のために存在しますが、端的にいうと厄介な客を店に寄せ付けない役割になっています。
バーのマスターは、お客さんが気持ち良く過ごせることに細心の注意を払います。
チャージがある場合、騒ぐような人が来る可能性は低い、と考えて差し支えないです。
②予算はどれくらい?
ざっくりですが、チャージ1000円位のバーで、初心者向けのウイスキー1杯1200円位を、2杯飲んだとすると約3600円位です。
ただしウイスキーの銘柄次第では青天井なので、ご注意ください。
皆さんのお声が聞こえます。高いですよね。
でもちょっと待ってください。
過ごし方次第では妥当であると感じています。
わたしの場合、ウイスキーをストレートで3杯飲んで、2~4時間くらいいます。
粘るためにちょっとずつ飲んでいる、訳ではありません。
ウイスキーのストレートは時間経過とともに味が変わりますし、水を少し加えても味が変わるため、そのくらいでちょうど良いのです。
短気は損気です。
ひと回しひと回し。
③予約は必要?
デートや友人とそのバーを目当てに行く場合は、予約した方がいいです。
小さい店舗のバーが多いので、直前では予約が取れないケースもよくあります。
また、二次会で行く場合でも、クリスマスなどの繁盛期は、お店を出る前に電話して予約することをオススメします。
一度バーに入ると、なかなか席は空きません。
おさえておきたいバーでの振る舞い3選
緊張しないで行きましょう。
①マスターの指示に従おう
②何を飲んでいいか分からないときはマスターに相談しよう
③代金にビビるなら素直に訊こう
①マスターの指示に従おう
お店に入るとまず、荷物を置く場所に置いてくれたりコートを掛けてくれる場合があります。
申し訳ない、とあえて断るとかえってトラブルが起きたりするので、素直に聞きましょう。
ビビらずにエスコートされましょう。
②何を飲んで良いか分からないときはマスターに相談しよう
バーに初めて行くとすると、お酒にはあまり詳しくない状態かもしれません。
そんなときは、マスターとお話してアドバイスを貰いましょう。
きっと快く、色々なことを教えてくれます。
ウイスキーであれば、「初心者向けで飲みやすいもの」とオーダーすればいいと思います。
もしカクテルであれば、甘いお酒が飲みたいか、それとも辛いお酒が飲みたいか。
アルコールの強いお酒が良いかそれとも弱い方が良いか、を伝えればOKです。
またディナーの後なら、何を食べたかを伝えると、食後にオススメのお酒を提案して貰えるケースがあります。
ここで注意したいのが、「マスターのオススメを下さい」と言わないようにしましょう。
なぜか?
それはオススメのお酒しか置いていないからです。
もちろんバーによって、オススメのオリジナルなものもあります。
しかし大抵の場合は、あなたの好みを知った上でないとオススメされません。

これは、感動的な味わいの桜リキュールのカクテルでした。
春の訪れを感じずにはいられません。
③代金にビビるなら素直に訊こう
初めてのバー、そうは言ってもやっぱり値段が心配ですよね。
正直に言うと、わたしはバーに行くといつも代金が心配です。
下手に高そうなものを飲むと、想定よりも高い、なんてケースはよくあります。
そういうときは素直に、予算がいくらか、何杯くらい飲む予定か、をバーのマスターと雑談しながら相談してみましょう。
予算がいくらか、何杯くらい飲みそうか、なんて伝えるなんて、男らしくないな、と思うかもしれません。
が、全くそんなことはありません。
わたしは自分のお金で飲む限り、訊きます。
値段にビビッていると楽しめません。
逆にマスターに、予算は最大いくらくらいか、何杯くらい飲みたいかを伝えておくと、ウイスキーのメニューを考えてくれたりします。
飲みやすいウイスキーの後に、癖の強いウイスキーなど、です。
これが逆順だと、鼻が利かなくなるので味がよく分からなくなってしまいます。

過剰に熱心にウイスキーを飲んでいるためか、飲み比べセットを提案して貰えることもありました。
バーでのサービスは創意工夫に満ちています。
マスターとしても、どの位の予算でどう飲むか、初めから決めているお客様は、酒に飲まれて他のお客さんに迷惑をかけるリスクも低く、安心して貰えるはずです。
もし、ここで馬鹿にされたら、二度と行く必要はありません。
バーとの方向性が合わない、と割り切った方がいいです。
ちなみにデートで来たバー、接待で連れてきてもらったバーで、ウイスキーの値段を訊くのが野暮な状況のときは、「グレンフィディック」をストレートかハイボールで頼めば値段的にもボトムラインなので問題ないです。
覚えておきましょう。
マスターが状況を察してサポートしてくれます。
ただし、他のお客さんに迷惑を掛けそうな騒ぐタイプのかたは連れて行かないよう注意しましょう。
バーはどうやって探すの?
バーに行きたくなってみましたか?
そうなってくると、どうやってバーを探すか? というのが問題ですね。
わたしは、例えば出張先など初めての地方都市では、SUNTORYの「BAR-NAVI」というサイトからオーセンティックバーを検索して行きます。